2009年10月08日

もう少し心を広く持った方が良いかと

【「物言いが非常識だ」橋下氏、職員の反論メールに激怒】
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200910080009.html

何だこりゃ?確か橋本知事って、大阪府職員に自分のメールアドレスを公開して、「批判も意見も受け付ける」って言ってなかったっけか?確かにこの女性職員の書き方も多少問題があるような気もするけど、批判メールを出して処分されるという事なら、みんなビビッて橋本知事への生の声が届かなくなるんじゃないのかなぁ……。
発端は、1日夜に知事が送信したメール。利水からの撤退によって府の損失が386億円に上った紀の川大堰(和歌山県)をめぐり、議会で原因を淡々と説明するだけだった府幹部について「何事もなかったかのよう。給料が保障される組織は恐ろしい」などと書き、全職員に送った。
↑の記事を読む限り、全職員にこの趣旨のメールを送信する必要があったかは、俺も非常に疑問に思います。県職員の議会対応に不満があれば、注意喚起として議会対応の可能性のある府幹部に限定して送信しても良かったのではないでしょうか?おそらく橋本知事も「公金に対する意識の低さを何とかしたい」という意図はあったのでしょうけど、果たして全職員にメール送信する必然性はどこにあったのでしょうか?
確かに、こんな不満だらけのメールが末端職員まで来るのであれば「愚痴はご自身のブログ等で行ってください。」と返信したくなる気持ちもわからなくはないなぁ。
これに怒った知事は同夜、この職員に「上司に対する物言いを考えること。トップとして厳重に注意します。言い分があるなら知事室に来るように」と送信。職員も返信で「公務をどけてでもお邪魔します」と応酬した。
しかし↑の通り、処分されたこの職員もなかなか骨のある人だよねぇ。確かに世間からは「何だコイツ?」と思われるのかもしれないけれど、どこの組織でもこういう反権力の人だって必要なんじゃないかなぁ……。もし俺がこの職員だったら、最後の捨て台詞として「部下に関する物言いすら考えられない人が、"上司に対する物言いを考えること"なんて言うな!」とでも言いますかね?(笑)
でも、大阪府だけでなく「批判のできる環境」っていうのは大事だと思います。ちなみにうちの職場でも、「感情的でやかましい上司」はいるのですが、1つ反論をすると常に10返って来るので、誰もその上司に物を言える人がいなくなってしまいました。そして、この上司が部下の耳も貸さずに政策判断や意思決定を下している状態を見ると、「部下の批判を受け入れるのも、上司の能力の一つなんじゃないの?」と思ったりもします。


そして、橋本知事は報道陣にこの件に関して「民間ならあり得ない」と言ったらしいですが、この職員の処分のために大阪府の人事課辺りの業務量がどれだけ増えたのでしょか?しかも、橋本知事も忙しいだろうにわざわざ、「言い分があるなら知事室に来るように」とまで言ってるわけだしねぇ……。
俺が思うに、この程度の案件であれば、橋本知事の取るべきベストな対応は「無視」だったような気もするのですが……。

そして、橋本知事は職員批判をする際、免罪符的に「民間ならあり得ない」というフレーズを使う事も、俺には多少の違和感を覚えます。



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posted by きらっち at 20:17| Comment(4) | TrackBack(1) | 時事