2009年10月27日

Pontaのビジネスモデルは?

【共通ポイント:ローソン、昭和シェル石油、ゲオが提携 来春から】
http://mainichi.jp/select/biz/news/20091027dde007020053000c.html

この手のポイントって、なかなか「ビジネスモデルが確立しにくい」と言われているんだよね。一種類のお店のポイントなら「顧客を囲い込める」というお店側のインセンティブがあるのだけど、異業種で一緒にポイント運営するとなると、企業側にとってのメリットがなかなか見出せないと思うんだよなぁ……。

そんな状況で、今のところ共通ポイントの成功例となっているのは「Tポイント」だと思います。この「Tポイント」は、そもそもビジネスモデルが他のポイントと全然違うわけですよ。
通常のポイント原資はお店が支払っているわけですが、このシステムのまま異業種同士で共通のポイントを作るとなると「自分で支払ったポイント分の金額が、他のお店で使われてしまう」というリスクが出てきます。もちろん「Tポイント」の場合も、基本は自分のお店で付与したポイントは自分が支払うのですが、それと引き換えにその人のTカードのポイント履歴情報(「○月○日にガストで10ポイント貯めた」とか「×月×日にブックオフで5ポイント使った」等々)が加盟店に渡されて、加盟店側ではその情報をマーケッティング等に利用するわけです。
つまりTポイントの場合は、「ポイントの原資を支払う」というわけではなく「その顧客の情報料を支払っている」という事なんだよね。これによって、通常は自社で多大なお金を使ってマーケッティングに関する資料収集を行うところを、Tポイントの加盟店になって少額のポイントを支払うだけで出来てしまうわけです。
さらに、既存のポイントとはビジネスモデルが異なるので、Tポイント加盟店では「クレジットカードで払ってクレジットカードのポイントを貯めながらも、さらにTカードの掲示でTポイントも付く」というようなポイントの二重取りが出来てしまうわけですね。


Pontaは、2番手としてTポイントを追いかけるわけですが、やはりTポイントと同じようなビジネスモデルを考えているのでしょうか?個人的に思うのは、このTポイント型のシステムは、プリペイド型の電子マネー(特に、特定企業の色がかかっていないEdy)との相性が非常に良いような気がします。
決済部分をEdyが担当して、顧客情報をTポイントやPontaで担当できる形が取れれば、それなりのビジネスモデルが成り立ちそうな気もするんだけどなぁ……。



今日のエントリーで、「なるほど」「ふむふむ」「面白い」などと思ってくれた方で、一票を頂ける方は是非ともお願いします。↓
人気ブログランキングへ
posted by きらっち at 23:53| Comment(4) | TrackBack(0) | 時事