2009年07月05日

人は減る一方で仕事は増えるわけで……

【定員削減計画を閣議決定 国家公務員、10年度6千人】
http://www.47news.jp/CN/200907/CN2009070101000904.html

まぁ、日本の総人口も減少してるし、団塊の世代がここ数年でごっそり抜けて労働人口も減少するし、当然公務員の数も減るわけですよ。この話題は、今後もいろいろ書き続けようとは思ってるんだけど、とりあえず今日は何かと話題の「公務員の職員数」について、まずはしっかり把握しておこう。という事で、日本の国家公務員の数と地方公務員の数について調べてみたので、このグラフを出しておこう。


national-public-servant_japan.jpg

local-public-servant_japan.jpg

とりあえず今日は人数を出すだけで、それ以上の深い考察はまた次回以降に回そうとは思うんだけど、国家公務員の方で2004年に数が急減したのは、非公務員型に移行した独立行政法人が主要因であろう。ただ、この独立行政法人を抜きにしても最盛期の1993年に比べれば、H19年度現在で8千人(10%)近くが減少している事がわかる。
そして地方公務員の方はというと、国家公務員とは一年遅れで1994年に最盛期を迎えて、その時期からH19年度現在で32万人(10%)近く減らしている。何の意図かはわからないけど、国家公務員の削減パーセンテージとシンクロさせてるような感じだな……。(笑)


さて、ここで上記のグラフを作るために使った総務省統計局の「日本の長期統計系列」を見てみると、国家公務員の年代別の職員数がH15年度まで記載されている。これを見ると、H15年度で「55歳〜59歳」(H21年度現在で考えると、そろそろ退職する人)の人数が、52258人となっている。つまり、ここ数年で考えれば1年当たりに10000人の退職者が見込めそうなので、2010年度(H22年度)の国家公務員6000人減って、新規採用をかなり圧縮してしまえば何とか自然減だけで達成できるような気がしないでもないような……。


という事で、この公務員数というネタは引き続き今後もいろいろな側面から考察していきたいと思います。今の段階でちょっと調べてみたいのは、世界各国の「GDP当たりの公務員数」とかね。(←果たして、その数字に何の意味があるかの議論はあるだろうけど)




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posted by きらっち at 23:57| Comment(2) | TrackBack(0) | 仕事
この記事へのコメント
これは凄い。
この考察を待ってました。

ここは是非、1時間に1回の更新で、ド短期集中連載で早く最終回が見たいところですw

微力ながら、見たらクリック協力します。
Posted by 匿名ちゃん at 2009年07月06日 14:57
>匿名ちゃんさん
さすがに、ド短期集中連載は厳しいので多少の時間をください。(笑)
ただ、今まで「公務員一人当たりのGDP」とか「公務員一人当たりの政府最終消費支出」なんて統計は見たことないので、各国で比較すれば何かしら思わぬ発見があるのかもしれません。
Posted by きらっち at 2009年07月06日 19:25
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